投資対象の選び方

お金・投資

 私は少額ですが、株式投資をしています。

 「お金はある越したことがない」、「将来の老後が不安」、「将来やりたいことがあるため資金が必要」、「とりあえずお金を増やしたい」などの思いから、投資や資産運用に興味を持たれる方も多いと思います。

 投資といっても世の中には様々な種類のものがあります。よくあるものとして、株式、投資信託、不動産、外貨、金投資、暗号資産など。

 数ある投資商品の中から、私が株式を投資対象としている理由は3つあります。

1 スタートしやすい

 不動産投資は、いい物件を購入すれば、低リスクで利回りが良い場合もあります。

 しかし、購入にはまとまった資金が必要ですし、今日、明日に購入し運用を始めるというのも難しいです。

 株式は証券会社に口座を開設し、資金を入金すればすぐに始めることができます。

2 手数料が安い

  ネット証券であれば一定金額まで手数料が無料のものがあります。

 手数料は、資産運用する上で気を付けなければならないコストです。

3 株主になれる

 「どういうこと?」と思われたかもしれませんが、これが一番大切だと思います。

 企業は営利目的で事業を行っています。規模、業種等、様々ですが、利益を出すことを目的に活動しています。

 経営者や従業員は利益を出すために必死に働いています。

 しかし、企業の利益の最終帰属は株主です。つまり株主が企業の所有者なのです。

 当然、一部の個人投資家を除いて、所有できる割合は僅かです。それでも株主は企業の所有者であることには変わりありません。

 企業はあらゆる資産を所有し、利益を出すために活動を行っており、株主へは利益の一部を配当金として還元するか、さらに利益を増やすために、設備投資等を行い企業を成長させ、株価を上昇させることにより株主に還元しています。

 外貨、金、暗号資産などへの投資にはこのような活動がありません。



 以上が私が投資対象として株式を選んでいる理由です。決して株式以外の投資がダメだと言っているわけではありません。

 色々な種類の投資に興味を持つことは大変良いことだと思います。今まで興味のなかった経済ニュースなどに興味を持てるようになり、考え方の幅も広がるためです。