「株式投資」を知ったきっかけ

お金・投資

 私が「株式投資」というものを初めて知ったのは、10歳の時です。


 私の父親は、夕食時いつも新聞を見て「今日は上がっている」とか「今日は下がっている」とか言いながら、新聞の数字が羅列している面を見ていました。


 株価の面です。


 父親に、その数字は何なのか尋ねると、「株」について色々と教えてくれました。


 10歳ながら、すごく興味を持ちました。


 それから、父親が所有する銘柄を教えてもらい、私も日々新聞の株価を見て、父親と「株」について話をするようになりました。


 私が実際に自分名義で株式投資を始めたのは20歳の時です。


 当時は、ネット証券が出始めたころでした。

 
 証券会社の窓口に行くことなく簡単にネットで口座開設ができたため、株式投資を始めました。


 銘柄選びは、今のようにネット情報はなかったため、父親が買っている「会社四季報」から適当に選んでいました。


 当時は、単に「株価が上昇しそう」、「これだけ下がったから、そろそろ上がるだろう」というだけで選んでいました。


 例えば、1カ月前の株価が200円で今の株価が150円だから購入する。といった感じです。


 もちろん投資成績は散々なものでした。


 購入した銘柄は、「含み損」の状態で、何年間も放置していました。


 いわゆる「塩漬け」状態です。


 その後、株主優待に興味を持ち、優待がある銘柄を購入するようになりました。


 これなら、「塩漬け」になっても、少しは傷が癒されると考えたからです。


 しかし、株主優待も、色々な金券や商品が送られてくるのは良いのですが、使わないものがあったりするため、段々と興味がなくなりました。


 現在では、配当金がある銘柄を中心に投資しています。


 日々の株価の変動はあまり気にせず、銀行に預金している利息よりも、配当金の利回りの方が良いので、中長期的に考えて株式投資をしています。


 今まで、色々と考えて試してきましたが、この考え方がリスクも少なく私には合っていると思います。


 これまでの書きぶりから、相当額を費やしているように思われるかもしれませんが、投資額は少額です。


 父親とは、会えば今でも「株」の話をすることが多いです。


 10歳の時から「株」に興味を持ち、「〇〇ショック」という大暴落をいくつも見てきました。


 そこから私が学んだのは、日々の株価に一喜一憂することなく、短期的に収益をあげようとせずに、中長期的に考えて運用するということです。


 今後も、今のやり方で株式投資を続けていこうと考えています。