私は元国税職員です。国税局や税務署に約25年間勤めていました。
毎年、7月10日は国税職員にとって重要な日です。
辞令の交付があり異動する日だからです。
勤務地が変わる場合だけでなく、仕事内容や役職が変わる場合も辞令が交付されます。
実際は、7月10日に突然発表されるわけではなく、2週間ほど前に内示があります。
次の1年の勤務地や仕事内容が決まるため、毎年、内示の日はソワソワしていました。
もちろん、全く希望していない仕事や勤務地になることもあります。
一般的に、国税職員は2、3年で勤務地や仕事内容が変わる方が多いです。
仲の良かった先輩や同僚と別れるのは寂しいですが、逆に気の合わない人とも2、3年で別れれるので、そういった意味では異動も悪くないかもしれません。
7月10日前後に、税務署近くの居酒屋などで異動の話をしているグループがいたら、税務職員かもしれません。